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2003年1月 4日 (土)

レンズ内モーター式オートフォーカス

ぼくはとにかくこれが嫌いだ。
かつて写真を始めた頃はEOSを使用し、音もなく作動するUSMモーターも、「すごい技術だ。これからのカメラはこうなんだな。」なんて信じて疑わなかった。
あるとき、EF85mmF1.8というレンズでここ一番という大事なポートレートを撮っていた時のこと、モーターが誤動作し始めた。
ピントが合ったあと静止せずグルグル勝手に動き出す!
チキショ~!ホントにレンズを地面に投げてつけてやろうかという衝動にかられた。
MFで撮ればいいじゃんと言われそうだが、そんな次元ではなく、それ以前に、レンズ内モーターという幻覚から覚め、その忌まわしき成り立ちを憎む感情が噴出したことで、キレたのである。(笑)

当然レンズ内モーター式で得られるメリットというのは大きいだろうし、それも理解はしている。
しかし写真機材は「レンズ」がすべてと信じるようになったぼくは、そこにモーターを埋め込み醜いレンズを作り出した功罪を憎んでいる。
今は全幅の信頼を寄せているミノルタのAFシステムは、AFの先駆者でありながら、はなっからレンズ内にモーターを置くようなことは考えていない。各社がブサイクな使い物にならないAFシステムでしのぎを削っていた頃、とにかくMF時代と変らないサイズでAFを実現することがαシステムの衝撃的な本質だったのである。
実際ミノルタのAFレンズはMF時代の単レンズと同じサイズで作られている。そうなったのではなく、そうあるべきだからそうなっているのである。

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